新大平正芳記念館は世界のコイン館の2階に設置された
             (香川県観音寺市有明町)

公的運営の新記念館として再オープン!

 平成27年3月の旧記念館閉館から1年、「新記念館の再興を」との市民の声はさらに高まり、それに呼応して市当局の最終決断があり「公的運営の記念館として場所と装いを新たに今秋再オープンするされました。その概要は、以下の通りです。

(1)場所
観音寺市の「世界のコイン館」の2階(同市琴弾公園内文化施設区域)に決定。

(2)寄贈
旧記念館所蔵の展示品・遺品関係を市に寄贈。あわせて新会場の改装=内装工事・展示レイアウト一式(旧記念館の防弾ガラス付き和室の移設も含む)も寄贈。

(3)運営
観音寺市が第三セクターの観音寺観光開発(株)に運営を委嘱する。

(4)展示・構想
「人と思想」(1.私の履歴書、2.保守本流思想の体現者、3.楕円の哲学、4.永遠の今、5.無教会主義キリスト教)、「内政」(1.池田内閣・高度経済成長政策の担い手、2.財政硬直化問題・消費税問題へのイニシアティブ、3.戦後総決算の提唱、4.21世紀を見据えた9大政策の提言)、「外交」(1.日中国交正常化の実現、2.日米「同盟」関係の明確化・強化、3.環太平洋連帯構想の提唱、4.大平外交の道標=国際的役割分担による世界への貢献)、「地域」(1.瀬戸大橋架橋、2.香川用水)、「恩師恩人」(1.池田勇人、2.津島寿一、3.上田辰之助、4.加藤藤太郎、5.中井虎雄、6.E.O.ライシャワー)等のテーマで多角的に大平正芳像に迫る(監修は大平正芳研究の第一人者福永文夫獨協大学教授)。

(5)開館
平成28年11月5日(土)に開館式を行った。

●豊浜町・大平記念室●
豊浜町は、観音寺市内から車で約10分。JR観音寺駅からは、予讃線で松山方面へ1つ目の豊浜駅下車。
町内の大平先生の関連施設として、町役場に隣接する文化会館内に「大平記念室」があります。また、国道11号線沿い(町内では大平記念通り)の八幡神社境内に銅像、燧灘に面した松林 の一角にお墓があります。

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